大学生の登録について

大学に進学され競技をする方の登録手続きについて、ご案内いたします。

学連登録大学生の場合

栃木県出身または在住などの学連登録大学生選手が、「栃木県選手権・1部に正式参加する」「栃木県郡市町駅伝に参加する」「栃木県代表として各種上位大会に参加する」「栃木県記録を更新する」「年間記録集に名前を連ねる」ためには、選手個人により項目3に示す「栃木県登録」の手続きが必要です。(※それぞれ一部例外があります。)

  1. いわゆる「インカレ」「箱根駅伝」など大学対校大会に参加する大学の選手は、大学で各地区の学生陸上競技連盟を通じて(日本陸連に)登録をします。そのことを「学連登録」と呼びます。手続きは、大学陸上競技部の主務やマネージャーの方が部員全員分をまとめて行うことが一般的です。
  2. 一度でも登録をした選手には、必ず「JAAF ID」という数字11桁の番号が付与されます。高校もしくはそれ以前から競技を続けている方は既にIDを所有しており、それを大学でも続けて利用することになります。大学で登録の手続きをする際には、氏名と生年月日に基づき「名寄せ」という処理を行うことで高校までのJAAF IDを確認し、それを大学でも継続して用いて登録します。
  3. 学連登録をした時点で、選手の所属地は「学連」となっています。選手が所属地を学連から都道府県へと変更するためには、選手個人がJAAF-STARTのアカウントを所有し(その際に項目2で用いた「JAAF ID」を紐づける必要があります)、都道府県への登録手続きを行うこととなります。
  4. 学連登録選手は、所属地となる都道府県を次の4つ; (1)大学の所在地 (2)選手の居住地 (3)出身高校所在地 (4)出身中学校所在地 から選択することができます。
  5. 所属地を学連から都道府県に変更を希望する選手は、日本陸連が示す以下のマニュアルを参照の上、手続きをすることになります。その際の登録料は都道府県によって異なり、栃木県の場合は無料です。そのためマニュアルにある「決済」手続きは不要です。
  6. 栃木県では学連登録大学生に対し、原則として都道府県固有の登録番号を付与しません。県内競技会への参加にあたっては、学連登録番号(ハイフンの右の数字)を用いアスリートビブスを自作・持参をして対応してください。(ビブスのサイズは横24cm以内× 縦20cm以内・数字の大きさは縦6~10cm/白地布に男子は黒文字・女子は赤文字)
  7. 関東学生陸上競技連盟に加盟する県内大学では、大学(団体)としての登録料 15,000円/年をお支払いいただくこととしています。 希望する大学は、陸協が用意するアスリートビブスを500円/人で購入できます(県外登録選手分を含みます)。

学連登録をせず団体または個人で登録する大学生

大学で陸上競技サークルなどに所属し学連登録をしない場合や、個人で競技を続ける場合など、そうした大学生の登録は通常の一般登録と同じ扱いになります。

  1. 団体登録では、その団体が所属する都道府県陸協が選手の所属地となります。学連登録とは異なり、団体に所属する選手それぞれが異なる都道府県に所属することはできません。
  2. 個人登録では、生活実態のある居住地の都道府県に登録することとなります。
  3. 個人登録に関して、例えば東京の大学へ進学してアパート暮らしをしている大学生は東京陸協へ登録することとなり、実家が栃木にあるからといって栃木陸協へ登録することは認められません。もし、そうした大学生がどうしても栃木で登録したい場合には、栃木県内の登録団体・クラブなどに所属することで、栃木登録が可能となります。(現行規定では、団体登録における構成員の居住地は、全国どこでも自由となっています。)その際の大学生の所属名は、登録した団体名称となります。

関連リンク