2022第2回SANOスプリント;終了しました
開催を迎えるにあたって
佐野スパルタ倶楽部 代表あいさつ
会長 須藤 宏(すとう ひろし)
今年2回目となる「SANOスプリント」には、2022世界陸上オレゴン大会の日本代表選手など国内トップ選手を含め、県内外より500名を超える選手の皆様にご参加いただく運びとなりました。このように盛大に開催できますことを、深く感謝申し上げます。
わが佐野スパルタ倶楽部は1928年、陸上競技単一クラブとしては全国で初めて創部された日本最古の倶楽部です。主催事業のひとつである大澤駅伝競走大会については、今年度で73回を数え、箱根駅伝に次ぎ全国高校駅伝と並ぶ日本で2番目に古い駅伝となります。昨年度も全国高校駅伝の上位常連校をはじめとして、全国から200チームに迫るエントリーをいただきました。この時期、佐野市の風物詩に定着し、市民の皆様にも愛され、応援をいただいているところです。
さらに倶楽部では、このたびの「SANOスプリント」のほか、秋の「佐野選手権」、地域の小中・学生を対象とした春と秋の「奨励大会」、そして定期練習会などを開催しており、地域における陸上競技の振興、青少年の健全育成、そして地域の活性化を適切に図ることができるよう、取組を進めております。
こうした大会や練習会の会場となる佐野市運動公園陸上競技場は、1994年に日本で最初の9レーン仕様の競技場として建立されました。完成に至るまでには本倶楽部において、一年間毎日風向きを計測し、およそ300日追い風となる現在の走路の向きとしました。そのため県内外から「記録の出る競技場」として愛され注目されており、まさに地域に誇れる競技場となっています。
このたびの「SANOスプリント」の開催にあたっては、運営面において至らない点もあることと思いますが、選手の皆さんの要望と声に耳を傾けながら、多くのアスリートに満足していただけるような大会運営を目指して参ります。そして選手のみならず、役員・審判・補助員など、大会を支える立場となる多くの関係者を含め、大会に関わるすべての皆様の笑顔が輝きを増す大会となりますよう心より祈念しまして、あいさつとさせていただきます。
[2022/07/26・12:10]